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2017.10.26

高齢者の方はヒートショックに注意

一日の疲れを癒すお風呂
 
 
 
熱いお湯に浸かり、お風呂上がりはビールを一杯。
一日が終わり「今日も頑張った、明日も頑張ろう」と、後は寝るだけ。
ビールを飲まない方もいるでしょうが、たいていの方が、毎晩必ずお風呂に入って、一日の疲れを癒しているはず。


                        
 
「私はシャワーだけ」

     



 
なんて方もいるとは思いますが、これだけ湯船に浸かる文化を持つ国は、世界中探しても、他にはないでしょう。
 
日本人は昔から「お風呂」を愛してきました。
 
入浴のシチュエーションや種類も多く、自宅での普段の入浴はもちろんの事、半身浴、銭湯、温泉、サウナの後の水風呂など、普段はシャワーだけだという方達も、なんだかんだ入浴を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
 
特に、高齢者の方は熱い湯を好み、健康の為にと毎日湯船に浸かる方も多いようです。
実際、古くから、病気などを治すために温泉に浸かったり、温泉を飲んだりする「湯治」が行われてきました。
江戸時代には、すでに銭湯もあったようです。なんと混浴。


               
 
 
そんな、日本人の文化であるお風呂。
 
確かに健康に良い部分もありますし、精神的にも癒されるものですが、実は、お風呂での死亡事故は、交通事故よりも多いという事は皆さんご存知でしょうか。
 
特に、60歳以上の方の死亡事故が、かなり多いようです。

           
      
 
浴室での死亡事故は、「ヒートショック」がその多くの原因だと言われています。温度の急激な変化に伴う疾患です。
 
寒暖差の激しい、寒い時期は、特に注意が必要です。
健康、リラクゼーション、一日の疲れを癒すために入っているお風呂で、事故など起こしたくないですよね。
 
寒い冬、皆さんに安全にお風呂を楽しんでもらうために、今回はヒートショックについて解説して行きたいと思います。
 
ヒートショックを知り、お風呂を満喫しましょう。




 



 
交通事故の4倍以上

 

      


 
 
ヒートショックに関連する、浴室での事故が最も多いのが、12月から1月にかけての寒い時期。
最も少ない、8月に比べると、その件数は約11倍。
2011年には、約17,000人の方が、入浴中、ヒートショックに関連した事故で死亡したと見られています。
その年の交通事故での死亡者数、4,611人の約4倍です。
 
意外ですよね。
 
まさか交通事故の4倍も、お風呂での死亡事故があるなんて。



    










 
 
実は、高齢者の方に限っては、交通事故死よりも、家庭内での事故で亡くなる方の方が、圧倒的に多いのです。
 



高齢者の家庭内での事故死者数は、交通事故死者数の約3倍です。
転落や火災、お餅が喉に詰まったりする窒息など、様々な事故がありますが、一番多いのが溺死。
 
つまり、浴室での事故が一番多いという事です。
 
浴室では発見が遅れるため、死亡に至ってしまうというケースが多いようです。
未然に防ぐ事が重要です。
 
では、ヒートショックが起こってしまう、メカニズムを見てみましょう。





 
 
 
寒暖差


 
 
寒い時期、暖かい場所から寒い場所、寒い場所から暖かい場所へ移動すると、温度が急激に変化します。
それに伴い、血圧が急激に変動し、身体に様々な悪影響をおよぼします。それをヒートショック」と言います。
 



血圧というのは、血液が血管を押し出す力の事です。




 
寒い時期、脱衣所で服を脱ぐと、体温を保つため血管が収縮。
すると血圧が急上昇します。
寒いからといって、そのまま湯船に浸かってしまうと、今度は、血管が拡張し、急激に血圧が下がってしまいます
 
血圧の急激な上昇は、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こす危険性があり、逆に血圧の急激な下降は、めまいを起こし、それが原因で転倒したり、湯船で失神し溺死してしまう危険性があります。
 



怖いですね。ヒートショック。
寒いからと言って、いきなり熱い湯船に飛び込むのは、自殺行為です。
突然死を引き起こしかねません。



 
「私は、若いから大丈夫!」

      




 
油断は大敵ですよ。



 
自分は若い!と思っているのは、あなただけかも知れませんし‥‥



 
それに、自分は大丈夫でも、あなたのお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、いつ、ヒートショックが原因の事故を起こさないとも限りません。






 
では、どのような方に、ヒートショックの危険性が高いのでしょうか。
見てみましょう。
 






 
ヒートショックの危険性が高い人

 
 
 
 
高齢者
血圧変化をきたしやすく、生理機能も低下しているため、寒暖差の影響を受けやすい。

  



 
高血圧
血圧の急激な上下変動による低血圧が起きやすく、失神のリスクが高い。

     




 
糖尿病・資質異常症
コレステロールが多く、血管が詰まりやすくなっていたり、動脈硬化によって血圧のスムーズな維持が難しい。


               
 




食事直後・飲酒時
食後1時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなる。

                   

 
 

心当たりのある方は、入浴時注意が必要です。
 
 
しかし、ヒートショックの危険性があるからと言って、お風呂を我慢する必要はありません。





 
これから、ヒートショックを防ぐ幾つかのポイントを紹介するので、それを参考に注意すれば、お風呂を安全に満喫する事ができます。
 












 
 
 
ヒートショックを防ぐ


 
 
 
 
ヒートショックを引き起こす原因は、温度の急激な変化による、血圧の変化でしたね。
 
と、言う事はつまり、家での生活空間の温度差を、なるべく無くす事でヒートショックを防ぐ事ができます。
 
 



脱衣所に暖房器具を置く
普段、生活する部屋と、脱衣所との温度差をなるべく無くすことで、血圧の上昇を防ぎます。浴室も一緒に暖めておくとより効果的です。
   

       




 
 
シャワーでバスタブに湯を溜める
シャワーで浴槽に湯を張ることで、浴室を暖める事ができます。浴室と、湯船との温度差をなるべく無くす事ができます。


               


 
 
入浴前、湯船のフタを開けておく
蒸気で浴室が暖まります。服を脱ぐ前に、熱いシャワーを出しておくのも効果的です。浴室が暖まります。
 
                       



 
湯船の温度
あまり熱くし過ぎると、ヒートショックの危険性が高まります。
41℃以下に設定しましょう。
 
                       



 
1人での入浴を控える
なかなか難しいとは思いますが、浴室での事故で一番怖いのは、発見が遅れると言う事です。
お風呂に入る前、家族に一言声を掛けるのも良いでしょう。

            




 
 
食後・飲酒時の入浴は避ける
食後1時間以内や、飲酒時は血圧が下がりやすいため、ヒートショックの危険性が高まります。飲んだら入るなと肝に銘じておきましょう。

                




 
 
 
この他、銭湯や温泉などで、真冬にいきなり露天風呂に浸かるのは、危険です。内湯で身体を温めてから、露天風呂を楽しみましょう。
 
 
サウナの後の水風呂も大変危険です。高齢者の方や、高血圧の方などは、水風呂に飛び込むのは止めましょう。
 
 
 
 
どうでしたか?
 
ヒートショック。
 
寒い時期の入浴に潜む危険は、意外と簡単な方法で防ぐ事ができます。
先ずは、脱衣所に暖房器具を設置しましょう。

              



    
 
寒い冬は、体に負担をかけない入浴を心がけ、お風呂を満喫しましょう。気を付けてさえいれば、ヒートショックも怖くありません。
 
 
 
 
これで、お風呂上がりのビールも満喫する事ができますね。

         


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