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2016.07.19

高齢者に多い病気  廃用症候群

廃用症候群
 
 
今回は、
廃用症候群(はいようしょうこうぐん)について解説したいと思います。

                    
あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、高齢者介護においては、比較的よく耳にします。
 


 
廃用症候群とは、一体どのようなものなのでしょうか。
 
 






 
皆さん誰しも経験した事があると思うのですが、風邪を引くなどして、2、3日寝込んでしまったなんて事ありますよね。
 
 
 
 




 
 
「ない!」
 
       



 
 
 
 
‥‥。
 
 












「オレ、カゼ、ヒカナイ」
 
         
 
 
 
 








 
 
 
‥‥。
 
 
 
 
 
 












なんで、カタコトなんですか。
 
 
 
 
 
 





 
 
 
 
 
まあ、普通の健康の人なら、風邪の1つや2つ引いた事もあるでしょう。
 
 




 
健康な人と言うのもおかしな話ですが、寝込んだことがあると仮定して話を進めたいと思います。
 
 
 
 
 
2、3日寝込んでしまった後、なんとなく体がだるいとか、体が重たいとか感じますよね。
 
たった2、3日ではありますが、寝たままでいることによって、体力や筋力、気力までもが低下してしまっているのです。
 
 
若い人であれば、大して意識する事もなく、いつのまにか回復しますが、高齢者の場合はそうは行きません。
 
 
下手をしたら最悪の場合、そのまま寝たきりなんて事にもなりかねません。
 
 
 
このように、長時間体を動かさず、過度に安静にしたりする事によって、身体機能や、意欲などの気力も低下し、様々な障害を生じさせるものを、廃用症候群と言います。
 
 
 
 
 
廃用症候群の症状



 
 
嚥下障害

食事をとらない事などにより、飲み込む力が低下し、喉に食べ物が詰まってしまったりします。これが原因で誤嚥性肺炎になってしまう危険性があります。
 
便秘

自律神経の障害などにより、便秘になります。
 
廃用性筋萎縮

体を動かさないため、筋肉が衰えてしまいます。
 
関節拘縮

体を動かさないため、関節が動かしづらくなってしまいます。
 
心肺機能の低下

寝たままでいると、心肺機能が低下します。
 
うつ状態

精神的に落ち込み、リハビリなどに対する意欲も低下します。
 
せん妄

軽度の意識混濁。幻覚などを見る事もあります。
 
見当識障害(けんとうしきしょうがい)

今、自分がどこにいるのか、今、何時なのかが分からなくなり、昼夜が逆転してしまう事もあります。
 
褥瘡(じょくそう)

いわゆる床ずれです。褥瘡(じょくそう)とは 
 
 


などです。
 
 
 
廃用症候群には様々な症状があるのですね。
 
 
 
 
 
廃用症候群を防ぐには
 
 
寝たきりの状態が長く続くと、筋力は著しく低下します。
1週間で10%、3〜5週間で50%程度の筋力が低下すると言われています。
 
高齢者が骨折や病気などで入院すると、あっという間に筋力が低下し、寝たきりとなり、廃用症候群に至ってしまう可能性が高くなります。
 
 
この、廃用症候群を防ぐには、一体どうしたらよいのでしょうか。
 
 
 
・介護、介助は適度に
身の回りのお世話を過度にしてしまうと、筋力はどんどん低下してしまいます。
自分でできそうな事は、なるべく本人にやってもらう事が大切です。


                           
 
 
・ベッドに寝ている時間をなるべく減らす
トイレにはなるべく歩いて行かせるなど、歩く機会を増やしてあげましょう。日中も、ただ寝ているだけでなく、上半身を起こし座っているだけでも、寝たきりよりも筋力は衰えません。気分転換に車いすで移動するのもよいでしょう。
                                     
 
・動かせる部分はなるべく動かす
寝ながらでも、脚を曲げたり伸ばしたりすることもできます。筋肉をマッサージしてあげるだけでも効果があります。

                    
 
・不安、ストレスをなるべく取り除く
積極的な声かけや、入院時には、普段、家で愛用している枕などを使用するなどして、精神的な不安をなるべく取り除く事が大切です。
 
                       
                
 
 
廃用症候群を防ぐには、とにかく寝たきりにならないように気をつける事が重要です。
それには、本人の意欲なども大切な要素となってきます。
 
積極的な声かけなどを行ったり、散歩や買い物などに連れて行ったりと、本人のやる気を促してあげましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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