こうしんの介護に関する基礎知識 理学療法士
理学療法士って何?
皆さん、理学療法士という言葉を、聞いた事があるでしょうか。
理学療法士 なんだか難しそうな言葉ですよね。
一体何をする人なのでしょうか。
有料老人ホームなどの見学の際、自信満々の顔で『うちのホームは理学療法士が常駐しています』なんて言われる事や、あるいは、取り寄せた有料老人ホームなどのパンフレットに、でかでかと『理学療法士によるリハビリを受ける事ができます!』なんて謳い文句を目にする事もあるのではないでしょうか。
理学療法士がいると、なんか得する事でもあるの?
謎ですね。
理学療法士とは、一体何者なのでしょうか。
Physical Therapy(フィジカル セラフィー)
理学療法士は英語でphysical therapist(フィジカル セラピスト)と言います。
Physical(フィジカル)は、身体の 身体的な
Therapy(セラピー)は、療法 治療法
という意味です。
つまり、physical therapy(フィジカル セラピー)を行う人を、理学療法士と呼ぶのですね。
この、physical therapist(フィジカル セラピスト)の頭文字を取り、『PT』と呼ばれる事が多いようです。
では、理学療法 いわゆるphysical therapyとは一体、どのような療法なのでしょうか。
理学療法の定義
『身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう』
と定められています。
少し難しいですよね。
簡単に言うと、怪我や病気などで身体に障害がある人や、怪我や病気などにより、これから障害が現れるであろう人に対して、マッサージや電気治療、運動や体操などを駆使し、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の維持や向上を目指す訓練の事です。
要するにリハビリです。
PTは、動作や運動、身体の動きのプロフェッショナル。
つまり、リハビリの専門家という事です。
近年では、高齢者や怪我人だけではなく、プロスポーツ選手のパフォーマンス向上などにも一役買っているようです。
理学療法の目的
目的?
怪我を治すとかそういう事でしょ?
そうですね。理学療法の直接的な目的は、もちろんリハビリによる基本動作能力の維持や向上です。
しかし、本当の目的は、その先にある日常生活活動(ADL)の改善、そして更にその先にある生活の質(QOL)の向上に繋がるのです。
一人で座る、起き上がる、服を着る、歯を磨く、お風呂に入る、買い物に行く。
当たり前の生活の維持や向上。これが理学療法の本当の目的なのですね。
理学療法士とは一体何者なのか。なんとなくわかって頂けましたでしょうか。
有料老人ホームが、パンフレットにわざわざ『理学療法士常駐』なんて記載するのも納得ですね。
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