こうしんの介護保険入門 相談窓口
現在、日本の平均寿命はどれくらいなのかご存知でしょうか。
2017年に厚生労働省が発表した日本人の平均寿命は、男性80.75歳 女性86.99歳。
この数字は、平均寿命の調査を始めてから過去最高となったようです。
因に平均寿命の調査が初めて行われたのは1891?1898年(明治24?31年)で、この頃の平均寿命は、男性42.8歳 女性44.3歳となっています。
この頃の平均寿命の短さは、乳幼児期の死亡率が非常に高かったことなどが原因となっているようですが、日本の平均寿命はこれからも延び続け、2060年には、男性84.19歳 女性90.93歳になると予想されています。
日本は世界でも有数の長寿国となりましたが、日常生活をなんの支障もなく過ごせる「健康寿命」は、平均寿命よりも10年短いと言われています。
つまり、人生の残りの10年は、介助や介護が必要となる事が多いということです。
しかし、皆が必ずしも介護が必要となる訳ではありませんし、介護が必要となる年数にも個人差があります。
いつから介護が必要となるかは、予想する事が困難です。予想する事ができれば、事前に準備ができるでしょうし、かなりの確率で予防する事も可能でしょう。
しかし、介護は突然やってくるものです。
心の準備もできないまま、家族を介護する事になるかも知れませんし、自分が介護してもらう立場になるかも知れません。
それでは、介護が必要となる主な原因とは何なのでしょう。
介護が必要となるきっかけとして一番多い原因は、脳血管疾患(脳卒中など)。次いで認知症、そして高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患となっています。
原因を見るとよく分かるように、突然起こりうるものが多くを占めています。
病気の予防、つまり生活習慣の見直しや改善、身体能力を維持するための運動、転倒する可能性の排除(自宅のバリアフリーへの改修など)、認知症がどういうものなのかを理解しておくこと などが、介護の予防や準備に繋がるのではないでしょうか。
意識していれば、「健康寿命」を延ばすことは確実にできる事でしょうが、介護を100%予防することは困難なことです。
介護と上手く付き合って行くコツは、無理をしない事。
自分たちだけでどうにかしようと頑張り過ぎると、介護を受ける側にも、介護をする側にも、精神的、肉体的に負担は大きくなってしまいます。
高齢者介護を皆で支えて行こうと介護保険制度はスタートしました。
そんな介護保険を利用しない手はありませんよね。
それでは、介護保険を利用するにはどうすればいいのでしょうか。
介護が必要となった時、介護保険を利用するための相談窓口があることはご存知ですか?
市町村の役所・役場
保険者である役所・役場には、必ず介護保険に関する相談窓口があります。
高齢者福祉課、介護保険課、高齢者相談課など、その市町村により名称は異なりますが、役所・役場にある、介護や高齢者のために設置されている課の担当者が、介護や介護保険に関する相談に乗ってくれます。
地域包括支援センター
各地域に必ず設置されています。
特養の中に設置されていたり、福祉会館の中に設置されている事が多いです。
ここでは、介護保険に関する相談だけではなく、要介護認定の申請代行や、高齢者が抱える総合的な問題に関する相談に乗ってくれる機関です。
意外と家の近くにあったりするので、市役所などで確認してみましょう。
居宅介護支援事業所
全国に4万カ所近くあります。
在宅での介護に必要なケアプランを作成してくれる事業所。
介護保険全般の相談に乗ってもらえます。
要介護認定の申請代行も行ってくれます。
居宅介護支援事業所とは
介護の相談窓口は、実は意外と身近な場所にあります。
介護保険を利用したい時、介護が必要となった時は、迷わず各相談窓口に相談しましょう。
介護が必要となった時は、無理をせず、介護保険サービスを上手く利用し、介護と上手く付き合って行きましょう。
失敗しないための有料老人ホーム・サ高住探しに、こうしんの有料老人ホーム無料入居相談をご利用下さい。
経験豊富なスタッフが、皆さんを全力でサポート致します。
詳しくは
こうしんの有料老人ホーム無料入居相談
無料入居相談
☎︎0120-650-542 ?老後はこうしんに?
こうしんは、介護タクシーや有料老人ホーム無料入居相談を通じて、高齢者の方達のシニアライフをサポート致します。